感染の3要素
当たり前の事ですが、病原体(感染源)がなければ感染症になりません。
しかし、この病原体は目にみえるようなものではないために、知らないうちに身近に存在してしまう場合があります。
感染症の原因となる微生物(細菌、ウイルス等)を含んでいるものを感染源といい、次のものは感染源となる可能性があります。
・嘔吐物、排泄物(便・尿等)、創傷皮膚、粘膜等
・血液、体液、分泌物(喀痰・膿等)
・使用した器具・器材(注射針、ガーゼ等)
・上記に触れた手指等
感染経路を遮断するためには、病原体(感染源)に接触しないようにすることが大切です。
しかし、医療従事者や家族、身近な方が保有している病原体により感染してしまうリスクもあります。
それ以外に、病原体を保有していた方が活動した場所(医療現場、事務所、学校、老人ホーム他)には病原体がある可能性が高くなります。
この病原体は、数時間~数日間生存しており、宿主となる人の体内に入ってしまうことで感染症になります。
粘膜の弱い鼻や目、口腔、傷口などから体内に侵入してしまいます。
細菌やウイルスは、弱毒性のものや強毒性のものなど種類によって毒性が異なります。
宿主となる人の健康状態で症状が異なり、健康体の人であれば弱毒性の細菌類が体内に取り込まれてしまっても、何も症状が現れなかったり、強毒性が体内に入っても、2~3日で症状が治まってしまうこともあります。
反対に抵抗力の弱い子供や年寄、基礎疾患者などの方では、細菌類により色々な症状が発症してしまうことがありますので注意が必要です。
感染防止対策
感染者や感染源となる可能性があるものと接触する場合には十分に注意と対処が必要です。
血液、体液、排泄物等に触れる
ゴム手袋・マスクの着用
感染性廃棄物を取り扱うとき
ゴム手袋・マスクの着用
血液、体液、排泄物等が飛び散る可能性がある
ゴム手袋・マスク・エプロン・ゴーグルの着用
針刺し・切創の防止
耐針用手袋や耐切創手袋などの着用
感染予防対策
・手洗い
・うがい
・マスク着用
・人との接触を減らす
・室内換気
・インバイロシールドM5の室内処置
関連ウェブサイト
丸昌産業で開発・製造を行っている製品の個別ウェブサイト