インバイロシールドM5について

インバイロシールドM5外観

感染症対策を目的に開発された可視光線応答型光触媒コーティング剤 インバイロシールドM5を使用した感染症対策システムです。

弊社の光触媒コート剤は、2003年に流行した「重症急性呼吸器症候群」(略称:SARS)のまん延を防ぐために、台湾や香港の市庁舎、救急車内にて使用されています。

「インバイロシールドM5」は2005年に室内の蛍光灯の光で光触媒効果を発揮できる可視光線応答型のコート剤として開発され、日本で製造しております。

現在は、日本、中国、香港、インド、シンガポール、マレーシアなどアジアを中心に「インバイロシールドM5」を供給しております。

インバイロシールドM5は、通常のアルコール消毒剤では効かない未知の菌やウィルスにも、光触媒の高い分解作用により抗菌・抗ウィルス効果が期待できます。


インバイロシールドM5が選ばれる理由

インバイロシールド M5を室内の天井や壁、什器、その他設備などに塗布コーティングすることで、感染症のリスクを長期的に低減する事ができます。

コーティングされた表面は光触媒酸化反応により抗菌/抗ウイルス効果が現れ、日々の消毒作業の労力と長期間の作業費用が削減されます。

インバイロシールド M5を使用すると、人間と環境に脅威を与える化学消毒剤の使用が削減されます。

化学消毒剤の不適切な使用は、抗菌剤耐性の世界的な懸念に追加されます。自己反応型のインバイロシールド M5を使用する事でこれを軽減できます。

また、微生物の除去により二次感染を減らすのに役立ち、それにより院内感染に起因する追加のコスト削減に貢献します。

削減して得た資金を貧困層への医療費用として使用でき、医療インフラの改善にも利用できます。

私たちのモットーは、消毒作業などの感染対策費や感染症を減らし、それにより死亡を減らすことです。なぜなら、すべての人の命は重要だからです。

国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転 促進事務所(東京事務所)のサステナブル技術普及プラットフォーム(STePP) に 登録されています

感染症対策の室内光でも反応する光触媒コーティングとして登録されており、開発途上国の衛生管理対策で利用推進をしております。

利用施設のメリット

インバイロシールド M5の室内処理は、医療機関や感染症対策施設にとって非常に費用対効果が良い方法です。

一般的に消毒作業者は、少なくとも1日に1回又は表面が汚染されるたびに、マニュアルに従って何度も何度もすべての表面を消毒作業する必要があります。

さらに、汚染されたエリアと汚染されていない場所の違いを判断することが出来ないために、すべての場所を消毒する必要があります。

インバイロシールド M5を1回処理することで、これらの作業から解放されます。

なぜならば、インバイロシールド M5を塗布した場所は、抗菌効果に対して常にアクティブな状態になっています。

1回の施工で長期間消毒作業効果と同等の効果が持続可能であり、繰り返しの作業を行うことや、特定の条件を順守した作業を行う必要がなくなります。

薬剤耐性菌対策

多くの国では、化学消毒剤の不適切な使用により薬剤耐性菌※1が出現し、患者の二次的損傷などの問題を引き起こしています。

 2019年に薬剤耐性菌により死亡した方は、日本国内で8,000人 ※2、アメリカでは35,000人 ※3、世界中では少なくとも70万人 ※4となっております。

 米国などでは、消毒剤の使用方法は製造業者によって手順が定められており、その使用方法に従わない消毒作業方法では、FIFRA法に基づく訴追の対象となります。

 インバイロシールド M5の抗菌効果は、化学消毒剤とは異なり細菌類を構成するタンパク質自体を光触媒により分解して菌の細胞が消滅してしまうため、薬剤耐性菌が発生することは考えられません。

 インバイロシールドM5の光触媒効果により、耐性菌で汚染されたエリアは時間の経過とともに非汚染エリアになります。

長期的な持続性

 インバイロシールド M5は、感染症の原因となる病原微生物を排除し、病院や施設内での感染を減らすのに役立ちます。

これにより、病院などでは平均滞在期間短縮が促進され、医療費が削減されるだけでなく、開発途上国の恵まれない患者に対する治療の利用可能性が高まり、健康的な生活が確保され、すべての人の健康が促進されます。

節約された資金は、栄養失調の子供たちの栄養補助食品にも利用できます。

インドでは、中央政府病院と自治体病院がこの5年からこの生物汚染除去プログラムを採用しています。

この技術の結果は、Safdarjung hospital(中央政府病院)での乳児死亡率の減少プロセスにおいて重要な役割を担っております。

現在、この技術はAIIMS(インド医科学研究所)でも採用されています。

コスト削減効果

従来の化学消毒剤でインバイロシールド M5と同じ消毒効果を得るためには、1日に数十回化学消毒剤を消毒する必要があります。

これは、インバイロシールド M5の塗布した表面が常に抗菌状態であるためです。

したがって、インバイロシールド M5を塗布した場所では、化学消毒剤(4級アンモニウムカチオン、H2O2、フェノール化合物など)のコストとその作業者の人件費を削減することが可能となります。

その結果、インバイロシールド M5が処理された場合、抗菌状態は1年間、毎日の化学消毒作業の約80%のコストで維持できます。 約20%のコスト削減は、病院の設備、医療スタッフ、患者などに使用するために返還できます。

光触媒の基本的な特徴

インバイロシールドM5製造会社

国内・国外の販売ネットワーク

説明資料/パンフレット